1950年代、計算や読み書きが苦手な中学生たちとその担任教師によって開かれた山の葡萄畑は、開墾以来、除草剤が撒かれたことがありません。
1980年この山の麓に誕生したココ・ファーム・ワイナリーは、1984年からワインづくりをスタート。
現在、自家畑では化学肥料や除草剤は一切使わず、醸造場では野生酵母による自然な醗酵を中心に100%日本の葡萄からワインを醸造。ビン内二次醗酵のスパークリングワインからデザートワインまで、“こんなワインになりたい”という葡萄の声に耳を澄ませ、楽しみながらワインを造っています。
ココ・ファーム・ワイナリー
COCO FARM & WINERY
WINES
プティ・マンサン
品種:プティ・マンサン
小粒で房も小さく、生き生きとした酸味を持つプティ・マンサン種は、フランス南西部原産の葡萄品種。2006年に自家畑にプティ・マンサン種を植樹して以降、2011年から毎年、このワインを造っています。
野生酵母による人気の溌剌とした白ワインです。
甲州F.O.S.
品種:甲州
F.O.S.とは、Fermented on Skins(果皮ごと醗酵)の略。日本の代表的な白ワイン用葡萄品種、甲州種を果皮や種と一緒に野生酵母で醗酵させました。
複雑なアロマ、繊細な渋み。グラスに注ぐと、刻々とその味わいを変えていきます。
歴史ある製法のオレンジ色のワインです。ココ・ファーム・ワイナリーでは2004年から造りはじめました。
北ののぼ
品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
陽はのぼる、美しき泡たちのぼる。「北ののぼ」は、ビン内二次醗酵のスパークリングワインです。北海道のピノ・ノワールとシャルドネから、ブルース・ガットラヴがキュヴェを醸造。足利で王冠ビン詰して熟成期間は60ヵ月以上。
ルミュアージュもデゴルジュマンも、手仕事によるものです。
協奏曲R
品種:ノートン 、プティ・ヴェルドー 、タナ
栃木県足利市と佐野市にある自家畑で収穫された葡萄から美味しい赤ワインができました。雨の多い USA 東海岸のヴァージニアや中央部ミズーリ原産のノートン種、フランス南⻄部マディラン地⽅原産のタナ種、そしてプティ・ヴェルドー種。
これらの健康で⾹り⾼い葡萄を慎重に収穫し野⽣酵⺟で醗酵させました。その後 3 種をブレンドしバランスを⾼め無清澄・無濾過でビン詰しました。
第一楽章
品種:マスカット・ベーリーA
こころみ学園の畑のマスカット・ベーリーAを、手作業で一つ一つ選別し、優良な果粒のみを野生酵母で醗酵させました。その後、自家畑の自然の味わいを生かすため、無濾過・無清澄でビン詰めしました。
コクや酸味、なめらかさや奥深さがバランスよく調和した優雅な赤ワインです。
マタヤローネ
品種:マスカット・ベーリーA
「マタヤローネ」は干して半乾燥させたマスカット・ベーリーAから、野生酵母でつくるデザートワインです。しっかりしたボディと余韻の長さを持ちつつ、ソフトな口当たり。
ビン詰作業を終えた園生の一言「またやろうね」をワインの名前にしました。
LOCATION
ココ・ファーム・ワイナリー
- 所在地
- 栃木県足利市田島町611
- 電話番号
- 0284-42-1194
- 公式サイト
- https://cocowine.com/